超ローカルニュース 「バッチャンその後」


2003年7月10日

ハノイの観光にきた人は、よくバッチャンへ行く。それで、陶器を買う。
私も、バッチャンの手書きの陶器は好きだ。トンボや金魚が好き。
日本に帰るとき、ちょっとまとめて買って帰って、ホームページかフリマか何かでうってみようかなあ、
なんて考えて、半年前から使ってみている。使ってみないといいか悪いかがわからないものは多い。

ベトナムものに詳しい人が、よく調べないと汚れがそのまま付くから、気をつけてとおしえてくれた。
話の様子から、萩焼にもある、網目模様に色が変わることを言ってるらしいと想像した。
あの網目模様は、貫入と呼ばれるもので陶器には必ずある。陶器の味わいにもつながる。

いろいろ、陶器の肌の感じが違うものを4種類くらい買って使ってみた。4種とも大差はない。
上のマグカップを、写真を大きくしてみてもらうとよくわかると思う。
味わいがあるという以上に、ちょっとひどい。網目模様の中に点々と黒くなっている。
最初の3ヶ月くらいまでは、網目模様くらいええやんって感じだったが、黒い点々が出てくると、汚らしいと思う。

バッチャンで売る側も、それを気にしているらしい。
最近、新しいセラミック加工の物を売っている店ができたそうだ。
また行って買ってこよう。
また、半年使ってみて駄目なら、買わない。売るわけには、いかないから。
それにしても、買って帰った人は使っているのだろうか。

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  コーヒー色になっている。

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