お・ひ・ろ・め 〜♪

なんでも、かんでも、すぐにこわれて、すぐなおる。無傷なうちにお披露目。

ついに買った中国製湯沸かし器。360度回転するというのがうたい文句。
丸いテーブルで役に立つのかなあ。
でも、まあ、なんでこれをわざわざお披露目するかと言うと、本当に何でもすぐきたなくなるし、すぐこわれてしまう。買ってすぐだから、まだこわれていない。こんなにきれいな時もあったのだ、とわかるため。

これは日本から持ってきた掃除機。
持ってきてしばらくは変圧器を使って100Vの電気製品がちゃんと使えていた。
なんで持ってきたかというと、ベットと部屋にダニがいるから。グワアーっと掃除機で掃除したらいなくなると思った。のだけれど、いつまでたっても、どれだけ掃除してもいなくならない。

それで、スプレー式の殺虫剤を部屋にまきまくって、2時間ほど出かけ、帰ってきてさっそく掃除機。わあ、くさいくさい。こっちの殺虫剤って、人間も死ぬほどくさい。すごいのは、匂いだけだけど。掃除、掃除とついあわてて200Vのコンセントにつないでスイッチオン。
すごい勢いで、ぶおおお、おおおおお、わめき散らして掃除していたら突然静かになった。?なんで? そこで200Vにつないでいたのに気がついた。

この掃除機を電気屋さんに持っていって、修理してもらった。なかなか男前のお兄さんだし、3ヶ月もの保障期間をつけてくれたし、いいぞいいぞ、と思ってまた掃除。
しかし、一分もしないうちに、また死の沈黙。すぐお兄さんに持っていって、一週間後に届けてくれたけれど、また一分で駄目。とってもうれしい3ヶ月保障。3回目くらいに200Vにすると男前のお兄さんは言ってくれた。それで、ホントに200Vのスーパー掃除機になって帰ってきた。

これも使い方が難しい。ぶおおおお、ひいいいい、一分もしないうちに壊れそうな音になるので、電気を消して少し休んで、またスイッチ入れて・・・、狭い部屋なのにずいぶんかかる。
掃除がすきなんじゃなくて、ダニが嫌い。ある日、気がついた。床はタイルなんだけど、なんとタイルの目地がなくなりつつある。よく見りゃ、私の嫌いなダニが住むのに最適の暗くて小さくて深い溝ができていた。ううう、きぼちわる〜。日本のタイルは白いきれいな目地がしっかりついている、こちらのはどういうわけか掃除機で吸われてなくなってしまう。そのうちタイルが浮いてきそう。

そんなこんなで、なだめなだめ使っていた掃除機。3週間ほど日本に帰って部屋に戻ったら、なんとネズミが好き放題部屋を荒らしまくってる。
うんちは、コロコロいっぱいあるし、新聞紙は食いちぎって部屋中撒き散らしてあるし、インスタント紅茶はかじってあるし、おしっこは撒き散らしてあるし、とにかく大変。それで、思わず、ぶおおおひいいい、抗議の声を無視して掃除していたら、また死んじゃった。これで何度目や。お兄さんがヤケを起こして300Vにしちゃったらどうしよう。悩んでしまう今日この頃。

←これまた、お騒がせトリオ。掃除機のことでいっぱいになったのでこれでおしまい。


2002年11月3日

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